2019年2月24日日曜日

快挙だ!

 はやぶさ2が小惑星リュウグウにタッチダウンして、土の塵や石を採集するのに成功した。快挙だ!
 リユウグウは46億年前にできた太陽系初期の情報を多く保っていると言われている。地球に生きる私たちのような生命を造る元となった材料がどんなものであったのか?その謎を解く手がかりがつかめるかもしれないという。リュウグウには生命の源となる有機物と水の存在が予想されているからだ。
 「地下から湧きでた水が土の面をすべて潤した。神はその土の塵で私たちを造った」と聖書は言う。生命の材料は塵と水!聖書はそこに神の息を加える。創造の不思議に科学は畏敬を持ってまた一歩近づいた。

2019年2月17日日曜日

落っこちたなら

 ブリューゲルの描いた絵画「盲人が盲人の道案内をする寓話」の写真を見た。てっきり二人だと思っていたが、ブルーゲルはそこに6人の盲人を描いていた。
 先頭の一人はすでに水の溜まった溝に落っこちている。2番目は危うく落っこちる寸前である。3番目は両足が爪先立って、すでにバランスを崩している。4番目は危険を察知したかのような顔つきだ。5番目と6番目はまだ危険に気づいていない。
 導く盲人も、導かれてゆく盲人もこの私自身だ。自分に頼る限り、6段階の危険のどこかに私はいつもいるのではないだろうか?だが、落っこちたなら、なりふり構わず叫ぶ。「主よ、お助けください!」と。

2019年2月10日日曜日

あのひと時は

 インフルエンザの流行で問安を諦めていた先週のこと、久しぶりの方々が訪れてくださった。
 どの方もこの曜日、この時間なら牧師はいるに違いないと、私の予定を知って来られた。中には「電話がつながれば来る。もし、つながらなければ諦めよう。それは神の時ではないからだ」と、賭けをするような気持ちの方もおられた。教会への電話はいつでも牧師につながることの大切さを改めて思う。
 どの方もキリストの暖かさに触れたくてこられた。しばし、お話に耳を傾ける。折しも季節は一番寒い時だ。外気は冷たい。主と共に、一杯のお茶で過ごしたひと時は、あなたを暖かく包んでくれただろうか・・・

2019年2月3日日曜日

きっと見いだせるに違いない

 「青い鳥はどこにいるの、青い鳥さえ捕まえられたら幸福になれるのに」。チルチルとミチルの兄妹は幸福の青い鳥を探して旅に出る。青い鳥は手に入らない。しかし、自分が飼っていた鳥が青い鳥だったと気づく。幸福は身近なところにあるというメーテルリンクの示唆に富んだ思想だ。
 わたしも幸いを求めて、「キリスト」にお会いすべく旅に出る・・・ちょっと、カッコイイ!
 火や水や光の精、イヌやネコと一緒に「キリスト」を探す旅に、さあ、出かけよう!
 私たちの只中に、もっとも小さくされた者の中に、きっとキリストを見いだせるに違いない。