2015年7月26日日曜日

なんだか家族の会話みたいで

 精神科の入院病棟の面会室で毎週一回、信仰入門講座を始めてから2ヶ月ほどになる。最初面会申込書に、本人との関係をなんと書いたものかと迷った。いわゆる家族親戚ではない。友人、知人というのも今一しっくり来ない。その他の欄にやはり「牧師」と書いた。
 おやつとお茶で和んできたところで学びをする。途中、いろいろ話も飛んで脱線もするが、それも楽しい。最後は祈り合って終わる。
 今日は別れるとき、初めて「気をつけて」と私達に言葉をかけてくれた。妙に嬉しい。「ありがとうございました」はどうしても上下の言葉になる。
 なんだか家族の会話みたいで嬉しかった。