2022年12月25日日曜日

友からのクリスマス・カード

  クリスマスに旧来の友からクリスマスカードが届いた。

 何歳になっても友達は良いものだが、お互いに子育てが終わって、夫婦ふたりになってからはなおさらに良い。リタイアして仕事や子育ての責任を終えた今、高齢になった親や孫の世話をしながら家事を楽しんでいるという。教会の奉仕にもゆとりがにじみ出ている。毎日の生活の一つ一つがこんなに楽しいものだと初めて味わったと書いてあり、カードの隅っこには、「今年は暖かくなったらそちらに行きます。」とあった。

 ここ何年も会うことのなかった友達との再開を心待ちにする。私のこころのうちを照らしてくれた友からのクリスマスカード、壁にピンで留める。

2022年12月18日日曜日

アドヴェントのロウソク

 アドヴェントの第4週を迎えた。「希望」、「平和」、「喜び」、「愛」を表す4本のロウソクに火が灯る。

 わたしが子どもだったころ、雷などで停電する事が度々あった。そんなときは、懐中電灯というのもあるにはあったがたいていロウソクが活躍した。

 暗闇の中で電灯がつくのを待ちながら、ぼーっと明るく周りを照らすロウソクの周りに集まってどこか神秘的で温かい光を見つめていたことを覚えている。

 冬至に近づくこの季節、日はますます短くなってゆく。電気のなかったその昔、アドヴェントのロウソクの光はそのまま人々の心に「暗闇を照らす光」として感じられたに違いない。


2022年12月11日日曜日

みんなでするって、楽しい!

  待降節の第1週は「待望」から始まって、第2週の「準備」、そして今週は第3週の「喜び」だ。

 だから今週、教会に集った教会家族で何かを一緒にできたらいいなーと思う。

 今までも時々、礼拝後にみんなで草抜きをしたりした事がある。つい最近は礼拝堂の前の歩道の落ち葉掃きをした。その後で、お汁粉を食べた。そして思った。みんなでするって、ホントに楽しい!

 火曜日は小田原教会の牧師館の跡地整備の予定だ。みんなで働いて、お昼にはカレーを食べよう。きっと幸いな時となる。たとえ小さくても神の国での喜びを味わおう。世間の喜びとはひと味もふた味も違うはず。


2022年12月4日日曜日

マイ プレジャー(My pleasure.)

 アドヴェント第2週を迎え、一日一日クリスマスが近づいてくる。会堂の椅子カバーも洗濯され、庭も清掃され、クリスマスの飾り付けもすっかりできた。

 アドヴェント・クランツにろうそくが灯されるのを見ながら願う。昨年までとは何か少し違うクリスマスを迎えたい。つまり、新しい気付きが与えられて、クリスマスへの思いが深められることを願う。

 世界にいる助けを必要とする見知らぬ誰かや、日常生活の中で出会う隣人への奉仕は喜びだと知りたい。そして、奉仕をしたなら、「これは私の喜び」“マイ プレジャー”と言おう。2000年前のクリスマスの夜、主イエスはそんな喜びの中に生まれたのだから。