2017年4月2日日曜日

輝く光に包まれて

 ある方が語ってくれた話だ。
 重度の障害を持った友人が先日亡くなった。その友人は体も言葉も不自由で、ほんの2、3語を話せるだけ。しかし、いつも彼からやすらぎを与えられ、勇気づけられたという。電話で彼の死を知らされた時、輝く光に包まれて神のもとに上げられる情景が目に浮かんだ。彼との別れは悲しいけれど、自分でも驚くほど心は平和だったと話してくださった。
 人は神からの愛を受ける器として、誰もが神から頂いた命を精一杯輝かせるためにこの世に生まれ出る。
 「置かれた場所で咲きなさい」との渡辺和子さんの言葉がふと浮かんだ。