日照不足が原因なのか、坂の上の桃の実が青いまま次から次へ落ちて、坂道を転がり落ちてくる。ゴロゴロと歩くのに邪魔になるばかりか、車に潰されて道が汚れる。
初めは家のゴミではないのだからと、道の向こう端に足で蹴り転がしていた。しかし、桃の実は毎日転がってきては我が家の前に溜まり続ける。
先週のこと、そうだ、拾って捨てればばいいんだとふと思った。そこで落ちてきた桃の実を上の方から拾い集めて、ゴミ袋に入れてみて思った。意外に簡単なことなんだ!お陰で道がきれいになった。なんだか嬉しい。私もちょっといい感じになった気がする。これって隠された宝を見つけた気持ちに通じてる?