復活節のこの頃はちょうど甘夏の収穫時期となる。
感謝なことに、今年も信徒さんの畑から収穫したばかりの甘夏が教会に届けられた。無農薬の甘夏は果実ばかりか皮こそが重宝なのだそうだ。
連日のように、蜜柑の香りが家中に漂う。家人がマーマレードや甘夏ピールづくりに熱中しているからだ。恵みの甘夏だから新しいうちに作って届けたいと言う。これはささやかな“Her Mission”なのだ。
マーマレードは瓶詰めにされ、甘夏ピールはバターケーキに焼き込まれる。試食係の私にはちょっとほろ苦いかな…?果たして皆は「苦いのがいいのよー」と優しい。人との分かち合いは本当に祝福だと思う。