2014年2月23日日曜日

からし種メッセージ(マタイ5・38-48)

 主イエスは、右の頬を打たれたら、左の頬を差し出し、一里を強いるものと共に二里を行くようにと言われるのだが、それは道理に合わないと主張をするのが人間である。私達は自分の正しさを主張するが、人間の正しさなどは常に相対的であって絶対的ではない。
 天の父は悪人と呼ばれる人にも善人と呼ばれる人にも太陽を昇らせ、雨を降らせてくださっている。だから私達は誰もが神の前に罪人(悪人)であることを悟る時、もはや仲間か敵かと区別すること自体が意味をなさなくなるのである。
 私達は神の前に等しく罪人であり、主イエスの十字架によって赦された者同士に違いない。