2016年12月11日日曜日

水と白湯だけで

 アドベントの一日を主に捧げようと思い、丸一日水と白湯だけで過ごした。初めての断食である。
 驚いたことに時間がゆっくり流れていく。そして、自分は自分の満足のために何かを工夫して一所懸命に取り組むというようなことを実は一日中、一年中、続けていたのだということに改めて気づかされた。
 空腹になって、空っぽになってみると、そんな満足へのこだわりからほんの少し解放される。お腹を空っぽにするように自分自身へのこだわりを空っぽにできたら、きっとその隙間を神が満たして下さる。きっと、神の世界を自由に生きる喜びを味わえるに違いない。アドベント第3週、喜びのろうそくに火が灯る。