2017年5月28日日曜日

生涯神を讃美し続けた

 先日のこと、伯母の入所施設から、「これから"看取り"に入らせてください」と言う連絡を突然受けて驚いて会いに行った。そのとき、とびっきりの笑顔を見せてくれた伯母は、延命を一切しないまま3日後に微笑んで天に召された。100歳だった。
 キリスト者の両親のもとに生まれ育ち、オルガンを学び、戦後の人種差別下の米国に留学した。故渡辺善太牧師から、姉の故岡村民子は「神学」を、節子は「讃美学」を修めなさいと送り出されたそうだ。それが果たせず、帰るに帰れなかったと心の闇を覗かせた事があった。しかし最晩年も施設で礼拝に与り、生涯神を讃美し続けた。主よ、慈しみに感謝します!