2018年9月23日日曜日

みんな違って、みんないい

 教会の修養会で「性的少数者」について学んだ。自らその一人だと公言する平良牧師の話に聞き入った。
 一言で「性的少数者」と言っても、中身は実に多様なのに驚く。性自認と性的指向とは違うことも知った。
 例えば同性愛者だが、確かに社会も教会もこれまで彼らに対して偏見を抱いてきた。しかし、同性愛はもはや人権の問題なのだ。「神は男と女とに創造された」という言葉だけがいわば一人歩きをする時、同性愛者はキリスト教と同性愛が自分の中で折り合いがつかなくて苦しむという。ハッとさせられた。
 この世界、「こうでなくっちゃ〜」ではなく、「みんな違って、みんないい」という話なんだね。