2013年7月7日日曜日

労りあいを感じた

 牧師館の前の坂道を下ったところにゴミの回収場所がある。学校に向かう子、身なりを整えた通勤途中の人、普段着のお母さん、犬を散歩させる人、車で行く人、朝、様々な人がゴミ袋を持って坂を降って行く。
 「ちょっと休めば?」両手にゴミ袋を提げて、すたすた降っていくおばあさんが振り返りながら声をかけた。「だぁいじょうぶ!」という返事があった。見ると、ずっとうしろを、片手にゴミ袋を下げたおじいさんが杖をつきながら降ってくる。
 二人の何気ない会話に年輪を重ねた夫婦の労りあいを感じた。ゴミ出しで始まる一日も悪くない。見知らぬ人たちの今日の一日に主の祝福と平安を祈った。