2013年9月1日日曜日

 8月28日の『天声人語』は「キング牧師の歴史的な演説から、今日で50年になる。」と、演説を引用していた。「私には夢がある。いつの日か、あのジョージアの赤い丘の上で、かつての奴隷の息子と、かつての奴隷所有者の息子とが同じテーブルに座れる日の来ることを・・・」
 公民権運動の推進者であったキング牧師のこの有名なフレーズは、イザヤ書65章25節「狼と子羊はともに草をはみ、獅子は牛のように藁を食べ・・・」を彷彿とさせる。彼の見た「夢」は聖書に拠っている。
 聖書の与える「夢」はいつの時代にも苦境に立つ人に希望を与え、進むべき道を示し続けている。