2014年5月18日日曜日

ああ、おばさん

 先週の月曜日、叔母を迎えに行き牧師館に一泊してもらった。叔母はわたしを育ててくれた母のような人である。
 今年89歳になる叔母はひどい難聴であるが、補聴器に助けられて伊豆で一人暮らしをしている。先週は何度電話をしても電話にでない。結局、ご近所や教会の牧師に連絡をとって、やっと無事が確認できた。
 周囲の大騒動にもかかわらず、会えば叔母はおさな子のように事も無げで涼しい顔をしていた。
 夕食後、久しぶりに叔母の入れた緑茶を飲んだ。ぬるめのお湯でゆっくり入れたお茶は実にうまい。この味は昔と少しも変わらない。ほっと人心地がついた。