先日小田原教会の信仰入門講座で集まっていた時のこと、ズィー、グジーと変な音がしてきた。一匹の迷い猫が窓の外にいて、その奇妙な音は詰まった鼻で懸命に息をするたびに出るとわかった。病気なのだ。水と餌をやろうとしたが逃げてしまった。
三日の後、帰ろうと車を出しかけたその時、あの猫がやはり苦しげな音をたてながら現れた。今日は近づいても逃げない。小田原教会の庭に病気の猫が救いを求めてやって来たのだと思った。
抱きかかえて獣医に直行した。ひどい風邪だという。注射とノミの薬を処置してもらって連れ帰った。
どうぞ、この小さな生命をもお救いくださいと祈る。