2014年6月15日日曜日

紫オーラ

 6月も中旬となった。からりとした青空はとうぶん望めそうにもない。梅雨の曇天を見上げて恨めしい気がするのは私ばかりではない。外出もままならないとか、洗濯物が乾かないとか、こう毎日雨ばかりでは気が滅入る方もおられよう。
 しかし、牧師館の庭の紫陽花は雨の中で青に紫にひときわ輝いている。「きれいですね」と紫陽花を褒めながら通って行く人がいる。「どうぞ、よろしかったらお持ち下さい」と家人が応えている。
  確かにオーラを放ちながら、紫陽花は日毎にその色を変えてゆく。しばらくはこの色の変化を楽しむとしようか。梅雨もさほど悪くはないかな。