2020年9月13日日曜日

素直に頭を垂れる

 「最近の死刑についての司法判断は『一人殺せば懲役刑。二人以上なら死刑』というように、人数で割り切る傾向だ。犯罪被害者の家族に対しても心のケアや援助ではなく、『望み通り極刑にしましたよ』と、割り切った考えになってきている。」これは「NHKニュース解説:最近の裁判の傾向について」の論評だ。

 聞きながら、「眼には眼」という旧約聖書の時代が彷彿させられた。人の更生ということ、神のものである命ということについてもっと深める必要を思った。

 自分が赦されているのに仲間を赦さない。ここに心を痛めている仲間達もいる。人間の鈍さ!それにひきかえ王である主の憐れみ深さ!素直に頭を垂れる。