2024年1月14日日曜日

主イエスは天と地をつなぐはしご

 兄のエサウをだましたヤコブは、エサウの恨みを買い、懐かしい故郷を去って伯父のもとに逃れていく。

 旅の途中で日が暮れて、野宿することになった。家も寝床もなく、野原の石を枕にして眠るヤコブがその夜、天から地へと届く階段を天使が上り下りする夢を見た。

 自分の犯した罪に怯えながら、不安な一夜を過ごしたヤコブは、神の恵みが、今、ここにあることを知る。

 「自分は見捨てられていない!ここに天と地をつなぐはしごがかけられている。この場所は天と地の出会っているところだ!」と気がつく。ヤコブのこの畏れと、おののき、そして感動と喜びは如何ばかりか!

 主イエスこそ天と地をつなぐはしごだ。主イエスのはしごを上って私たちは天の父にお会いできる。