この「灰の水曜日」から「四旬節」(レント)が始まった。昨年、灰の十字を額に受けてから一年が経った。
待降節から始まって新年、クリスマス、顕現節、四旬節、イースター、昇天、ペンテコステ…このように教会歴を生活できるというのは恵みだとつくづく思う。
中でも「四旬節」は復活祭の前に置かれる特別の自己修練の期間だ。十字架の主に向き合い、内在する罪に心を止める時、自分の不遜な思いと言葉を恥じる。隣人への愛の配慮ができるようにと霊的成長を願う。「四旬節」は恵みの時であり、霊的チャレンジの時だ。
何歳になっても霊的チャレンジは続く。今年も「四旬節」を迎えることができたという思いは喜びに近い。