2013年11月24日日曜日

オットあぶない!

 11月22日は「いい夫婦の日」だそうだ。「生まれ変わったとしたら、今のパートナーを選びますか?」というアンケート調査が行われた。男女全体では「もちろんYes」は34%だが、60代となると、男性は40%を超えるのに、女性は16%と俄然低い。ちなみに、我が妻に聞いてみた。ニッコリ笑って答えない。
 オットあぶない!キリスト教に輪廻の思想はない。日曜日の説教で、「キリスト者は死んでも新しい命に生まれて、天使のようになり、娶ったり嫁いだりしない」と語ったばかりだった。一回限りの人生、この世では夫婦となった者である。互いに慈しみ、天国に希望を託そう。

2013年11月17日日曜日

「驚くばかりの恵み」と振り返る

 数日前、94歳になるKさんは、部屋の中で障子に仰向けに転倒した。大きな物音に家族が駆けつけた。障子の裏側はガラス戸になっている。障子の桟もガラスも微塵に砕けた。しかし、Kさんはまったく無傷であった。神様のおかげと家族の方が語ってくれた。
 夫を戦争で失い、二人の子どもを育てた。玄孫も膝に抱いた。73年の信仰の人生には色々あったことだろう。Kさんは「驚くばかりの恵み」と振り返る。
 喜びも悲しみも全てをくるめて、私の人生は驚くばかりの神の恵に満ちていたと言っておられるのだと受け止めた。Kさん愛唱のアメイジンググレイス、「驚くばかりの恵み」(聖歌版)を一緒に歌った。

2013年11月10日日曜日

この信頼と真っ正直こそ

 最近、一流ホテルや有名百貨店のレストランの偽装メニューのニュースが目白押しである。偽装を公表した各ホテルは揃って“担当者の知識不足”などと、意図的な偽装を否定している。
 けれども、食材についてはホテルの担当者間で入手の問題や、原価率について細かい意思疎通がとれているはずだ、というシェフの内部証言も出ている。
 「お前は真っ正直すぎるんだ。もっとずるくならないと世間を渡っちゃ行けないよ」と、幼いころに親からはっぱをかけられたという人の話を思い出した。
 しかし、主イエスは十字架に架かられた。神へのこの信頼と真っ正直こそが真の救いであることを思う。

2013年11月3日日曜日

私達だって同じだ

 教会の花壇に、気がつけば柔らかな肥料がこんもり盛られていた。いわゆる「お礼肥(おれいごえ)」である。
 これを見て、なんとなくホッとした。この夏の酷暑を思えば、いっぱいに種をつけて、咲き終えた夏の花に「ごくろうさん、ありがとう」と、ねぎらってくださるのは、ありがたい。
 庭の草花を気にかけて世話をしてくれる人がいる。だから、草花は元気でいられる。私達だって同じだ。
 主イエスの十字架に救われ、聖霊の慰めと励ましで私達は生かされ実を結ぶ。天の父の見守りの中で。