2022年2月27日日曜日

ウクライナの人々を思って祈る

  プーチン大統領のロシア軍がウクライナに侵攻した。

 今の私には何かできることが思いつかない。

 なんとも憤りの混じった辛い気持ちで、だが支援を込めてウククライナ情勢を見守る。

 折しも2日は「灰の水曜日」だ。ここからレントが始まる。ローマ教皇は、この「灰の水曜日」に信者に心を込めて祈ることと断食に招いている。そしてルーテル世界連盟は世界のキリスト者に“私たちも祈りを合わせましょう”と呼びかけた。

 平和の源である主が世界を戦争の狂気から守ってくださることを、政治的・軍事的責任を持つ人々が神のみ前に糾明されることを、ともに願って祈ります。

2022年2月20日日曜日

高く、高く

  北京オリンピックのテーマソングが流れる。「どこまでも高く高く飛べると 見たことのない景色まで」と高みを目指す歌詞だ。いま少しだけとTVの前で応援する。やっぱりオリンピックはイイなー! 

「高みを目指して」挑戦する選手達を見ながら、「より高く」と邦訳された詩を思い出した。エクセルシオーExcelsior と言うラテン語で「さらに高い」を意味する形容詞(excelsusの比較級)が使われている。

 生まれたときから十字架を背負って生き、弱き貧しき人々を慈しんで教えた主イエスはゴルゴダの丘を登ってゆく。その気高さをエクセルシオーと詩人は歌った。主は「より高く」を目指されたと今更思われた。


2022年2月13日日曜日

二酸化炭素が地球を救う?

  『大人塾』というラジオ番組で、二酸化炭素(CO2)が地球を救うという話を聞いて驚いた。

 話し手は村木風海(かずみ)という大学3年生の化学者で発明家だ。彼は高2のときCO2に水を加え、触媒にアルミを入れてメタンガスを作ってしまった。また、CO2を使えば燃料もできる。燃やせばCO2を排出するが、その原料はCO2なのだから±0だという。

 地球温暖化の原因となっているCO2が地球を滅ぼすと半ば信じていただけに、これはまったくのGood Newsだ!神に託されてこの世に責任を持つ者として、空気中のCO2をリサイクルして燃料に変えて使うことには大賛成だ。希望が見えたぞ!

2022年2月6日日曜日

宣教の希望

  立春を迎えたがまだまだ寒い。けれども教会の菜の花は満開だ。「光は快く、太陽を見るのは楽しい(コヘレト11:1)」と言っているように輝いている。

 オミクロン株が蔓延していて人との交わりが難しい状況が長く続く。誰の心にも孤独感が強くなりがちだ。孤立しないよう愛の配慮で兄弟愛を深めていきたい。健康を保ち、社会生活が維持されるよう願う。弱いところが崩れないよう、助け合えるよう祈る。

 今日、主はペトロに近づいて、宣教は決して徒労に終わらないことを約束してくださった。この総会から2022年度が始まる。今、主イエスが近づき「沖に漕ぎ出し、網を降ろしなさい」と希望をくださる。