2020年11月29日日曜日

今日から目を覚ましていよーっと!

  予測されていたがCovid-19の感染はここにきて広がった。連日のニュースにも先行きの不安が漂う。

 こんな中で感謝なことに、湯河原教会は宣教65周年記念の外壁塗装工事を終えることができた。明日には足場が外される。白壁の美しい教会堂が青空の下にスッキリと現れる様子を思ってニコッとなる。だが、もっと嬉しいのは今年もクリスマスを迎えられることだ。

 今日からアドヴェント、クリスマスの足音が近づいてきた。「さあ、主キリストの御降誕と再臨を待つ用意はできたか?」とささやく声がする。居眠り名人でネタロー(寝太郎)というニックネームを付けられた私だが、密かに思う。今日から目を覚ましていよーっと!

2020年11月22日日曜日

50cm×80cmの床面が出現!

  教会の外壁の塗装工事が始まった。まずは足場作りから。狭い隙間にも、高い十字架塔にまでもうまく足場をかけてゆく。職人さんたちの交わし合う声が楽しそうに室内にいる私の耳に響いてくる。きっと良い仕事をしてくださるのだろうと、そう思った。

 その時だ、牧師館の勝手口のたたきに床板を張ってもらえないかと頼んでみようとの思いが浮かんだ。聞いてみると「いいよ」と、二つ返事が返ってきた。

 値段を聞くと、「教会さんは人のために働いているんだから、教会さんからはいただけないよ。私がやってあげるから」。思いがけない贈り物にただ感謝!デッドスペースにデッドスペースに50cm×80cmの床面が出現!

2020年11月15日日曜日

君を信頼するよ

 「君を信頼するよ。これで大いに自由にやってみなさい」と、ど〜んと大金(タラントン)を預けられた。

 私へのこの信頼に心が躍る!さて、この資金をどう役立てようか?それを元に起業するのも悪くはないかな?しかし、とりあえず銀行に預けておこうかな?

 いろんな選択肢が頭をかすめるが、いずれもリスクはある。そのまま使わずにおくのが一番安全かな…?

 しかし、ご主人の望みは失敗を恐れずにタラントンを用いることなんだ。ここを外しちゃいけない。たとえ失敗してすっからかんになってもご主人はお怒りにならないに違いない。失うということでは主キリストご自身は全てを私達のために使い果たされたのだから。

2020年11月8日日曜日

このお菓子を見て泣いた

 突然K姉妹が訪ねてこられた。「今日、息子の施設から送られてきました」と言って見せてくれた会報には息子さんが元気に稲刈りをしている写真が載っている。

 Kさんの息子さんは長い間心の病で、本人も家族も苦しんできたが、最近ある施設に巡りあい、彼はそこに初めて自分の居場所を見つけ、障害者として働き始めた。このことがどれほどKさんとKさん家族を喜ばせ、神への信頼と感謝に導いたことだろうか!

 「息子のために祈り続けてくださった先生にも食べて頂きたい」と、一個の三笠山をくださった。息子さんが初めて家族に送ってくれたお菓子だった。ご家族はこのお菓子を見て涙したそうだ。主よ、感謝します!

2020年11月1日日曜日

神の愛につながる

  キリスト教会は11月を「死者の月」としている。礼拝堂に飾られた天国の方々の写真を見ながら思う。

 神に結ばれてこの世を生き、今は主と共に天におられる兄弟姉妹が「神の愛につながること」は人が愛し合うことだ、それが最高の喜びだと伝えている。

 折しもハロゥィンの花火が始まる。家人に呼ばれて屋根の上に。明日のことを思えばのんきに花火見物でもないがせっかくの誘いだ。しばし一緒に楽しむべし。

 澄み渡った夜空に火の花が大きく咲いては散る。ドカーン、ドカーンと爆音が腹に響く。急(せ)く気持ちはどこかへ飛んで、一緒にいるっていいなー、主の愛につながることだなーと思えてくるから不思議だ。