2018年7月29日日曜日

安心があるから

 久しく忘れていた赤ん坊の笑い声を聞いた。長女が5ヶ月になる孫の声を録音してスマホで送ってきた。イナイイナイバーをすると、ケラ、ケラッと実に愉快でたまらないと言ったふうに笑っている。笑い声がこんなに新鮮だったとは驚きだ!11秒間の赤ん坊の喜びに思わず吸い込まれる。
 先日、クリスチャンの生活は喜びだという内村鑑三の言葉を紹介してくださった方があった。そういえばどうもわたし達は眼の前の義務や責任に喜びを奪われ、天の父が一緒なのに暗くなってしまう。
 赤ん坊がイナイイナイバーに無心に笑う。母親が一緒にいるという安心があるから笑えるんだね。

2018年7月22日日曜日

この夏

 この夏も恒例の湯河原の花火大会があった。夕食を食べようか、それとも見に行こうか、どうしようかと迷っているうちに「ドン ドカーン」と大きな一発。あっ、始まった!と思う間もなく、続いて「ドドド ドーン」「パリパリパリッ ドドーン」。
 今の音は三尺の打ち上げ花火だとか、あの音はスターマインだとか言いながら夕食を食べる。こんな花火の楽しみ方もあるものだなぁ…などと思いつつ。
 そういえば昨年は雨のために花火大会は二度延期になり、三度目も雨でとうとう中止になった。もうちょっと涼しかった昨年の今頃を思い出した。猛暑のこの夏、雨も日照りもどうかお手柔らかにと願う。

2018年7月15日日曜日

どうしたことだろう?

 雨がやんだ途端、この猛暑。一気に真夏の到来だ。
 今朝はドアの前に弱ってひっくり返っている蝉5匹を見つけた。このところほとんど蝉の鳴き声らしい鳴き声を聞かないのに、この蝉の数はどうしたことだろう?少し緑色をしているところを見ればミンミンゼミだろうか。蝉の知識はないが、ミンミンゼミは暑さに弱いと聞く。急な暑さで参ってしまったのかと思ったりもする。紫陽花の花に乗っけてやる。
 このところ夜になると何やらジジー、ジジーと騒がしい。そういうときは決まって猫が蝉を捕まえて来ている。嫌がる猫を押さえつけて生け捕りの蝉を放してやる。地上での短い生命を思えば、そうしたい。

2018年7月8日日曜日

肝に銘じた

 今朝もラシオを聞きながら、天気予報がずいぶん懇切丁寧だなぁと感心する。
 「自宅が平屋の場合はご近所の二階へ避難を」とか「用水路の様子が気になっても見に行かなでください」とか「避難する部屋は崖側を避けて」などと、すごく具体的だ。人間には危険にたいして、自分だけは大丈夫という脳のメカニズムが働くという。「正常性バイアス」という落とし穴への注意かもしれない。
 「当然、当然」と、うなずきながら聞く。夕方、黒雲を見ながら「大丈夫」と買い物をした。しかし店から車までの僅かな距離の間に滝の雨だ。全身ずぶ濡れになってみて肝に銘じた。災害はいつも想定外だ!

2018年7月1日日曜日

暑さに負けてはいられない

 いっきに夏がやってきた。金曜日、西湘を走っていて思った。この空の色、海の色、そしてこの地平線から湧き上がる入道雲はまったく夏の色だ。そうしたらその日、記録破りの梅雨明け宣言だ!
 意外な早さで夏がやって来た。気温はゆうに30度を超える。首に保冷剤を巻いて、アイスコーヒーに氷をいれて、一気に飲む。暑さに負けてはいられない。
 こうして主日の準備のため机に向かった。近くの木ではなんと蝉の鳴き声がする。暑さに引き込まれて眠くなる。ジージーという鳴き声が、だんだん遠くなっていく。いけない、眠ってはいけない。
 これからの暑い日々、主日の準備は眠気との戦い!