2018年6月24日日曜日

魂が奪われそうな臨場感

 ワールドカップ、ロシア大会がたけなわだ。
 今夜の試合は世界最強のブラジルとコスタリカだ。主日の準備も気になるなぁ・・・だが、やっぱり試合はもっと気になる。後で「ハイライト」という手もあるぞという良い子の考えは一瞬浮かんで、すぐに消えた。そして、私はテレビの前に陣取った。
 試合前の大競技場の様子が映し出された。応援に馳せ参じた人々の何もかも忘れて試合だけを見つめているその熱気が実にイイ。怖いくらいに引き締まった選手たちの表情がスゴイ。誰も彼も一心不乱だ。
 私もドキドキしながら試合開始を待つ。魂が奪われそうなこの臨場感。半端ない!

2018年6月17日日曜日

誕生日に

 家人の誕生日に息子と娘たちは抜かりない。
 その朝一番に、「お誕生日おめでとう」の言葉と一緒に絵文字のケーキと花束とプレゼントの箱、それに誕生カードをLINEで送ってきたのは長女だった。続いて二女からもデコレーションケーキとポンと弾けるクラッカーがLINEで届いた。最後は長男、「おめでとう」の言葉とともに、「今度お寿司をごちそうするよ」とやはり便利なLINEで。LINEだから文字通り絵に描いた餅。なのに、家人はニコニコ嬉しそう。
 そして私は、「いちばん身近な家族のためにも祈って」と言われた教会の姉妹の言葉を思い出しながら、夕食を前に家人のために心から祈りを捧げた。

2018年6月10日日曜日

シメシメ、ホクホク

 梅雨に入った。青梅で作る調味料をテレビで見た家人が、「作ってみたい」と言う。簡単だけをモットーの毎日の食事に、なにやらメリハリの予感がする。
 しかし、梅の時期はほぼ終わっている。せっかくのささやかなチャレンジも諦めるしかないかと思いつつマーケットに行った。完熟の南高梅の中に青梅の最後の一パックを見つけた。ああ、ありがたや!
 冷蔵庫に入る程度の大きさのガラス瓶に数個の青梅、同量のみりんと醤油、それに厚めの削り節少々で出来上がり。2週間待てば梅の香りいっぱいの梅醤油ができるぞ!冷蔵庫を開けて、シメシメ、ホクホク。
 スッキリしない天気だが庭の紫陽花も元気がいい。

2018年6月3日日曜日

黄色は「待て」と学んだ

 小田原からの帰り道のことだ。交差点の手前でバスをうまくよけたところで赤信号となり一旦停止した。
 信号は青に変わり再びスタート。前方の一直線の道路には車が一台もいない。自然、スピードが出てしまう。しかも次の信号も青だ。アクセルを踏んで、通過しようとしたとき少し手前で信号は黄色に変わった。
 行ってしまえ!と心で囁く声。さらにアクセルを踏み込む。その時、ポリスカーが視界に入った。後ろからサイレンの音がする。やってしまった!
 交差点の途中で信号は赤に。信号無視の2点減点と罰金。ゴールド免許は惜しかったが、学んだ。青は「行け」赤は「止まれ」黄色は「待て」と。