2013年12月22日日曜日

「榊」でクリスマスの飾り付けもありかも

 戦後、日本にクリスマスの習慣が急速に広がった。当時、多くの日本人は、クリスマスがキリストの降誕祭であることを知らなかったに違いない。
 ある人が子供の頃、クリスマスツリーを飾ろうと、樅の木を求めた。ところが当時、何処にも樅の木は売っていない。近所のおばさんが、それならと言って榊をくれたそうだ。「これも神様の木だから」と。
 常緑樹はキリストの「永遠のいのち」を象徴する。ヨーロッパでは厳しい寒さの中でも葉を落とさない樅の木がクリスマスの木として尊ばれた。とすれば、日本ではいつもつやつやとした緑の葉っぱの、成長も速い「榊」でクリスマスの飾り付けも悪くはないか!