2022年11月20日日曜日

三本の十字架

  小田原教会の十字架は珍しいと思うが三本の十字架が組み合わされて一組の十字架になっている。

 主イエスが十字架につけられたときに、主の右と左に二人の犯罪人が十字架につけられた。確かにあの時、ゴルゴタの丘には、三本の十字架が立てられていたのだ。この三本の十字架を見れば、十字架刑を受けている三人の情景がはっきり見えてくる。(ルカ23:32以下)

 右の犯罪人は「イエスよ、あなたの御国においでになる時には、わたしを思い出してください」と願う。

 彼の願いどおり、主は「今日わたしと一緒に楽園にいる」と約束された。三本の十字架を仰ぐとき、真っ先に天国入りを果たしたこの右の犯罪人がまぶしい。