2022年7月3日日曜日

シャロームという平和

  トルストイの小説『戦争と平和』が余りにも有名なので、かつて私はあさはかにも、平和というのは戦争のない状態というぐらいに考えていた。

 主イエスは、「どこかの家に入ったら、平和があるようにと願いなさい。」と教えてくださる。

 平和、それは神の救いの恵みの総体であって、人権に関わることなのだと改めて学び直した。

 神との和解、自然との調和、安全、健全、祝福、休養、光栄、富、救い、命などを含む大変含蓄のある言葉だ。平和に過ごすというのは決して波風が立たないように、ということではない。簡単ではないが、キリストにおいてこそ成ると信頼する。