2022年6月26日日曜日

弟子の覚悟

  主は主に従おうとする者に言われる。「鋤に手をかけてから後ろを顧みる者は、神の国にふさわしくない」。

 私はこの箇所を読むたびに、神学校の入学式のことを思い出す。神学校の入学式の前日、父が召された。すぐに郷里に帰らせてくださいと願いでた。ところが、神学校長から、式に出て、オリエンテーションを済ませてから行くようにと言われた。

 これから歩もうとしている主イエスとの旅路を、神の国にふさわしい者として歩むという新たなステージに入ったのだと気付かされた。天の父は、肉の父を召して、牧会者としての大切な学びをさせてくださったと、いつも感謝をもって思い起こす。