2023年7月16日日曜日

たとえ思うようでなくても

 日本海側では豪雨が伝えられて実際は梅雨明けとはなっていないのだが、暑さだけは真夏並だ。

 例年だと、家人はギラギラ太陽に向かって鎌を振りかざすカマキリキリオ(のはらうた)を真似て「おう!夏だぜ、暑いぜ、俺は頑張るぜ」と言いながら台所で煮炊きをしている。けれども、この夏は愛猫が弱ってきているせいか、少しも気合が入らないようだ。特に片付けが思うようでないらしい。「我が家に人が来られたら、ゴミ屋敷だと思うでしょう」としきりに嘆く。

 私は「たとえそうであっても、おおらかに、おおらかに」と言う。自虐的にならないこと、律法的にならないこと。どんな中にも主の恵みがあるのだから。