2018年11月25日日曜日

大失敗に苦笑したが

 洗礼を受けたばかりの若い頃、教会学校の小さい子どもを受け持っていた。ある時の聖書箇所が「終末」だった。子どもたちに「終末」をどんなふうに教えたらいいのか…?第一、自分自身がわかっていない。
 そこで、聖書を再現して話した。「太陽は暗くなり、星は天から落ち・・・」子どもたちは一心に聞いてくれた。話の後、子どもたちは「本当?そんなこと起こるの?」と不安そうに聞いた。聖書に書いてあるのだから嘘とも言えない。「本当だよ」と私は答えた。
 後日、子どもの親から電話があった。「子どもが怖がっている」と。当時は大失敗に苦笑したが、今ならわかる言葉で主の愛による希望の完成を語りたい。