2020年7月12日日曜日

どんな土地でも

 イエス様は畑に種を撒いておられる。大きな袋から、福音の種を気前よく握っては蒔き、握っては蒔き…
 種は道端に落ち、石地に落ち、茨の茂みにも落ちる。そんな光景を思い描きながら、私はこの中のどの土壌だろうかと、どうしても自分の貧しさに目が行ってしまう。しかし、畑に種を撒いた後で、種ごと土を耕して種を深く土に根付かせるというパレスチナの当時の農法を知った。びっくり仰天だった!日本では想像できないが、これでないと逆に多くの実りはないという。
 イエス様は、「芽生えよ!実れ!」とばかりに、どんな土地にも、惜しみなく、今日も福音の種を蒔き続けてくださる。だから、悟らせてくださいと祈る。