2021年11月14日日曜日

あったか〜い思い

 兄弟教会の小田原教会では、すっかり伸びてしまった庭木の剪定のために植木屋さんをお願いした。

 植木屋さんは一本一本の木を丁寧に見てまわって言う。「花梨は日光が好きで、前に建物が建つと花は咲いても実はつけられないな〜」。「梅はもう枝に花芽をいっぱいつけているので、今剪定すると来年の花は咲かないねー」。植木屋さんが木の性質に詳しいのはプロなのだからよく分かるが、私がそれ以上に感心させられたのは木たちへのあったか〜い思いを感じるからだ。

 一本一本の木への配慮を聞きながら、なんだか似てると思った。こんな自分なのに、慈しんで心配りしてくださる神の親心が急に身にしみる気がした。