2023年4月23日日曜日

心が燃えるとき

 エマオへの道をトボトボ歩く二人に、闊達な足取りで追いついてきた方は二人と並んで歩き出した。二人は、イエスが十字架につけられてしまった事で自分達の希望は費えてしまったと意気消沈していた。

 しかし、その方は聖書から神の約束された救いを解き明かしてくれた。その夕、その方がパンを裂いて渡した瞬間に、二人はその方が主イエスだとわかった。あの時、エマオへの道を一緒に歩いた時、「我々の心は燃えていたではないか!」と二人は叫んだ。

 ロベルト・ズンドの描いた「エマオの途上」には、緑の木立の道を復活の主を真ん中にゆったり歩く二人の弟子。この時、二人の心は燃えていたのだ!