2021年2月14日日曜日

このレント

  先週、「忘れないうちに作っておかなくては」と、乾燥しておいた棕櫚の葉を鉄鍋で焼いて灰を作った。

 今週の「灰の水曜日」から四旬節(レント)が始まる。「灰作り」は、このレントの季節をよく生きて、そして喜びの復活祭を迎えようとの私の思いでもある。

 生まれつき全盲のピアニスト辻井伸行さんの言葉を聞いた。「ショパンが僕の近くに居るように感じて、色んなことを語りかけてくれて、僕を見守ってくれていて、また更に、僕に作品をずっと弾き続けていって欲しいと言っているような気がします」。

 福音伝道の初心に帰って思わず涙が出そうになった。このレント、イエス様を身近に感じて過ごしたい。