2023年2月19日日曜日

灰の水曜日におもう

 今週の「灰の水曜日」から教会の暦は四旬節に入る。私たちはこの日から復活祭までの40日間を主の受難・死・そして復活にあずかりながら過ごす。

 四旬節の日々を過ごす心構えは、ある意味で、自分を生きるのに苦しい、ぎりぎりのところに置いてみることだと言えるのではないか。そこからもう一度、神とのつながり、人とのつながりを見つめなおす。そうすることで、この自分を生かしてくださる神を思い、同時に苦しい状況の中で生きている兄弟姉妹との連帯を思うことができる。私にも何かができると思う。

 ウクライナに続いて今、トルコ・シリアが新たな隣人として与えられた。祈りと連帯は四旬節にふさわしい。